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嚥下障害

誤嚥の予防法

誤嚥とは?
通常食べ物は口からのどを通って食道から胃へ運ばれますが、食べ物が誤って気管に入ってしまうことがあります。 この現象を「誤嚥」といいます。誤嚥は窒息や肺炎を招く恐れがあり、注意が必要です。
誤嚥とは

予防法 食事中の姿勢

姿勢が安定しないと、食べ物が口に上手に運べずこぼしたり、誤嚥に繋がる恐れがあります。
食べやすい姿勢(例)
1.背筋を伸ばしてあごを軽く引き、やや前かがみ
2.背もたれのある椅子に深く腰かける
3.椅子の高さは、ひざが90°に曲がる程度で、足は床につけておく
食べやすい姿勢
食べにくい姿勢(例)
1.首がつまっている
2.背中が丸くなっている
3.体とテーブルとの距離が遠い
4.足がしっかりとつかず、姿勢が不安定
食べにくい姿勢(例)

嚥下体操

口や頬を動かすと、唾液の出がよくなり、飲み込みやすく、食べやすくなります。食事の前準備として行いましょう。
1.姿勢
リラックスして腰かけた姿勢をとります。
姿勢
2.深呼吸
おなかに手をあてて、ゆっくり深呼吸します。
深呼吸
3.首の体操
3-1.ゆっくり後ろを振り返る。左右とも行う。
3-2.耳が方につくように、ゆっくりと首を左右に倒す。
3-3.首を左右にゆっくりと1回ずつまわす。
首の体操
4.肩の体操
4-1.両手を頭上に挙げ、左右にゆっくりとさげる。
4-2.肩をゆっくりと上げてからストンと落とす。
4-3.肩を前から後ろ、後ろから前へゆっくりまわす。
肩の体操
5.口の体操
5-1.口を大きく開けたり、口を閉じて歯をしっかりかみ合わせたりを繰り返す。
5-2.口をすぼめたり、横に引いたりする。
口の体操
6.頬の体操
頬をふくらませたり、すぼめたりする。
頬の体操
7.舌の体操
7-1.舌をべーと出す。下を喉の奥の方へ引く。
7-2.口の両端をなめる。
7-3.鼻の下、頬の先をさわるようにする。
舌の体操
8.発音の練習
「パ・ピ・プ・ぺ・ポ」「パ・タ・カ・ラ」をゆっくり、はっきり、繰り返し言う。
発音の練習
9.咳払い
お腹を押さえてエヘンと咳払いする。
咳払い
出典:「引用:嚥下体操 はじめよう!やってみよう!口腔ケア(http://www.kokucare.jp
リハビリスタッフ一同